ANJIN(蔦屋書店でウィリアムに出会った)

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - ANJIN(蔦屋書店でウィリアムに出会った)
Bookmark this on Livedoor Clip

こんにちは、neoです。寒くてもう何もできません。

先日蔦屋書店の内覧会へお邪魔する機会がありまして、といっても時間が全然なく、残念ながら流し見といった感じだったのですが、ブックエリアの充実ぶりに感動しました。スターバックスも併設されていて、コーヒーを飲みながら店内で本が読めてしまう…。ここ代官山もギロッポンのTSUTAYAのように憩いの場になるんでしょうか。なりますね。

ギロッポンと違うのは、ここ代官山TSUTAYAは複合施設なので書店のほかにもレストランやショップが併設されているという点でしょうか。

書店中央の階段を昇ると雰囲気たっぷりな薄暗いラウンジがありまして、和モダンというかなんというかオリエンタルな空間だったのであります。


(via DAIKANYAMA T-SITE

名前をANJIN

あれ?どこかで聴いたことがあるぞ ANJIN。

頂いたお土産の中に入っていたドリンクなどと交換できるコインの台紙に、答えがありました。

「徳川幕府に外交顧問として仕えたイギリス人航海士、三浦按針」

あっ

「そうです、私が三浦按針ことウィリアム・アダムスです」

日本ではじめて西洋式の帆船をつくったウィリアム・アダムスは、伊東市で毎年開催される夏祭り「按針祭」の名前の由来にもなっています。伊東の人なら知らない人はいないはず!(参考:HOLIDAYS BLOG 按針祭海の花火大会

まさかあの按針にオサレスポット代官山で出会えるとは思っていませんでした。このコイン台紙によれば、このAnjinという文字は按針の筆跡によるものらしい。夢がありますね。

ちなみに按針には水先案内人という意味があり、日本に漂着した彼を気に入った家康が付けたのだとか。三浦半島の土地を与えられたため、名字は「三浦」に。江戸でも暮らしており、今でも日本橋エリアに「按針通り」という通りがあるそうです。

イギリスで生まれて日本でその一生を終えたウィリアム・アダムス。彼の生涯は波瀾万丈の一言に尽きるので、ぜひ一度調べてみることをおすすめします。そのうえでAnjinを訪れるとより空間を楽しめるんじゃないかなと思います。

neo

カテゴリー: 休日不動産の日常   パーマリンク

コメントは受け付けていません。